顔のたるみケアに効果的なバオバブオイルの使い方

 

暑い夏が終わり、寒暖の差が激しい秋へ向かう時期は、お肌も変化しやすい時期となります。その季節の変化とともに、お肌も乾燥しやすい状態になりつつありますが、お肌が乾燥するとついつい、水分を補いたくなりますよね。でも、水分だけでは、肌の乾燥の悩みは解決されないのです。お肌には、適度な油分が必要なのです。

 

 

しかし、油分を補うと言うのは、なんとなくお肌がギトギト、テカテカするイメージですよね。でも、全く違うのです。実は、お肌の表面の角質層では、水分と油分の適度なバランスがあってこそ、お肌は、外部から守られているのです。お肌に油分を補うことで、季節の変化とともに生じるお肌の乾燥を避けることができます。

 

 

それでは、どんな油分を補えば良いのかと言うことがポイントになると思います。それは、お肌に保湿を与えつつ油分も補えるオイルが一番便利なオイルです。最近、メディアでも取り上げられて、話題になっているバオバブオイルがまさに、保湿対策ができて、油分を補えるオイルなのです。

 

 

そのバオバブオイルの肌に及ぼす効果とエイジングサインでもある顔のたるみにも効果的と言われている使い方について、まとめてみました。

 

顔のたるみをケアする為に知りたいバオバブオイルの成分

 

バオバブオイルは別の呼び方として「魔法のオイル」とも呼ばれていて、体内では生成されにくい、数種の脂肪酸と美容効果が高い数種のビタミンから構成されています。

 

 

オレイン酸

 

オレイン酸はお肌に対する刺激性が少なく、クリームやローション等の化粧品の原料に多く利用されています。そして、優れた保湿力で乾燥から肌を守り、老化予防の効果あると言われています。

 

 

αーリノレン酸

 

αーリノレン酸は、人間の体内では合成することのできない必須脂肪酸で、 肌になじみやすく、肌から水分蒸発を防ぎ、 肌を柔軟にする働きがあると言われています。

 

 

リノール酸

 

リノール酸もαーリノレン酸と同じく必須脂肪酸です。肌の保湿、抗炎症作用、老化防止作用など、皮膚のバリア機能を改良するのに効果があります。そのため、化粧品やスキンケア用品にも多く利用されています

 

 

パルミチン酸

 

飽和脂肪酸の一つで、ヘキサデカン酸とも呼ばれる脂肪酸です。シワ予防、ニキビの減少、動脈硬化を予防する等の効能があり、エイジングケア(老化を防ぐ)に最適です。

 

 

ビタミンA

 

ビタミンAは 肌細胞のトリートメントケアにより皮膚の再生や、 肌荒れを防ぎ、新陳代謝を高め、ハリのある肌へ導きます。

 

 

ビタミンE

 

体内の脂質が酸化するのを防止する抗酸化力に優れています。 紫外線からのダメージに負けないお肌へ導きます。

 

 

ビタミンD

 

皮膚免疫機能に関わり、傷などを治します。 アトピー性皮膚炎の改善にも効果があります。

 

 

ビタミンF

 

アトピーと密接な関係がある脂肪酸であり、 細胞の成長を助けると言われています。 ビタミンFが不足すると、フケや抜け毛や皮膚の炎症や湿疹、アレルギーの原因になると言われています。

 

 

バオバブオイルの効能

 

上記で紹介した成分が互いに効果を発揮することで、バオバブオイルには、以下の効果が期待できます。

 

  • 優れた保湿力
  • 美容効果が高い抗酸化力
  • 肌に優しくアトピー改善の効果
  • 頭皮の保湿、抜け毛予防
  • アレルギー改善 等の効果等が期待できるといわれています。

顔のたるみに効果が期待できるバオバブオイルの使い方

上記までで、バオバブオイルがどれほど優れているのかは、理解できましたね。しかし、上手く利用できない事には、その効果も効率良く得ることができません。以下は、バオバブオイルの使い方について紹介します。参考にして下さい。

 

 

 

フェイスマッサージ、ボディーマッサージのオイルとして利用する場合

 

バオバブオイルは、マッサージオイルとして利用することもできます。マッサージする場合は、手のひらに、4~5滴ほどとり出し、手のひらであたためながらマッサージを行っていきます。手でマッサージを行っても良いですし、カッサプレートなどを利用して、マッサージを行うと一層、顔のたるみ改善効果が期待できます。

 

 

頭皮のマッサージのオイルとして利用する場合

 

顔のたるみが気になり始めている方は、頭皮マッサージは、おすすめです。頭皮から顔への皮膚は、つながっている為に、頭皮が乾燥し、たるみが生じてくると、当たり前のように、顔のたるみも生じてくるのです。年齢を重ねたお肌には、頭皮マッサージは、大切です。

 

バオバブオイルは、頭皮マッサージにも使えるオイルです。シャンプー前に、手のひらに500円玉ほどのバオバブオイルを取り出し、地肌に揉み込むようにしてオイルを馴染ませます。地肌に馴染ませまた後は、少し放置してオイルを浸透させて下さい。その後は、普段通り、シャンプーとリンスをして下さい。

 

すすぎの時は、バオバブオイルで毛穴詰まりを引き起こさない為に、少し丁寧にすすぎをして下さい。その後は、ドライヤーでしっかり乾かすと、いつもより、サラサラに髪の毛の感触が変わっているのを実感できます。

 

 

バオバブオイルをクレンジングとして利用する場合

 

バオバブオイルは、メイクのクレンジングオイルとしても利用することができます。また、保湿に優れているバオバブオイルをクレンジングに利用することで、お肌のツッパリを予防できて、お肌の乾燥を避けることができます。

 

クレンジングにバオバブオイルを使用する時は、まず500円玉くらいの量を手のひらに取り出します。そして、メイクをした顔全体にオイルを馴染ませます。指の腹を使ってクルクルと円を描く様に顔全体を移動させると力を入れなくても汚れが浮いてきます。オイルを馴染ませた後は、ぬるま湯で洗い流します。

 

 

バオバブオイルを乳液として利用する場合

 

バオバブオイルは、保湿に優れているため、乳液として利用することもできます。化粧水の後に、3~5滴ほど手のひらで温めてから肌になじませます。その後、美容液を塗るとしっとりした肌にしてくれます

 

 

バオバブオイルをハンドクリームとして利用する場合

 

バオバブオイルは、ハンドクリームとして利用することもできます。1円玉くらいの量のバオバブオイルを取り出し、マッサージをするように、手のひらと手の甲全体にオイルを馴染ませます。指先は揉みこむようにオイルを浸透させていきます。

 

バオバブオイルは、保湿力に優れているので、手の甲や指先をマッサージするように揉み込むと、手荒れ改善の効果が期待できます。

 

 

パサついた髪にヘアオイルとして利用する場合

 

バオバブオイルは、洗い流さないトリートメントとして利用することもできます。また、シャンプーに混ぜて使用することで髪の毛のパサつきを抑え、しっとりなめらかにします。

 

 

気になるバオバブオイルの副作用

 

この類のオイルはオーガニックの為、 使用したりしても副作用はないと思われます。しかし、アレルギーに関しては、個人差がありますので気を付けて下さい。アレルギーが心配な方は、事前に、パッチテストを忘れずに行って下さい。