顔たるみにヒト由来幹細胞コスメの脂肪幹細胞エキスと神経幹細胞エキスどう使い分ける?
年齢を重ねたお肌に現れる、顔のたるみの悩みは、様々な要因が絡みあって生じる肌トラブルの為に、改善する方法にも様々な方法が考えられます。その方法の一つとして最近、話題になり、注目されているのが、幹細胞コスメを使ったスキンケアです。
幹細胞コスメと言うと植物由来の幹細胞エキスを利用したものとヒト由来の幹細胞エキスを利用したものとがあります。ヒト由来の幹細胞コスメの場合、今までは、ほとんどがヒトの脂肪から抽出される幹細胞を培養したエキスを利用していました。
しかし、ヒトの神経から採取した幹細胞のエキスには脂肪由来の幹細胞エキスにはない働きがあることが最近になって確認されたことから、神経由来の幹細胞エキスの幹細胞コスメが注目されるようになっています。
脂肪幹細胞エキスと神経幹細胞エキスの違いは何なのでしょう。どのようなお肌にどう使い分けたらよいでしょう。その辺りをまとめてみました。
顔たるみにおすすめの脂肪幹細胞エキスとは
脂肪幹細胞エキスは、ヒトの脂肪から幹細胞を採取し、それを培養してできたエキスのことです。脂肪幹細胞は、少量の脂肪から大量の幹細胞を取り出すことができるので、化粧品原料としても扱いやすいメリットがあります。
脂肪幹細胞エキスは、幹細胞を培養することで、細胞の活性を促す様々な成長因子などのサイトカイン(細胞活性のカギとなる情報伝達物質)やコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなどの細胞外マトリックスタンパク質、老化の原因となる活性酸素を除去するSOD(抗酸化酵素)などの酵素、ビタミンなどを豊富に含むエキスに変化します。
これらの成分を豊富に含んだ脂肪幹細胞エキスは、保湿や美白、新陳代謝の活性化、血行促進、抗炎症作用などの美容効果が期待できます。また、上記効果については、ヒト由来神経幹細胞エキスでも期待できる効果と考えられています。
脂肪幹細胞エキスにはない働きをもつ神経幹細胞エキスとは?顔のたるみに効果はある?
神経幹細胞とは脳の海馬部分から取り出した幹細胞のことです。今後、神経に分化していく予定の細胞です。脊髄損傷やうつ病、アルツハイマーなどの治療方法として期待されている部分です。ただ、脂肪幹細胞のように大量に抽出して培養することが難しく、希少性が高いので、化粧品原料としての研究や普及が進みにくい状況でした。
しかし、最近になって神経幹細胞エキスに、メラニン色素の沈着をすすめる「チロシナーゼ」を抑制する作用があることが確認されました。一方、脂肪幹細胞エキスには、チロシナーゼの分泌抑制効果がなく、メラニン細胞の増殖を阻害する効果も見られないことが確認されたようです。
もちろん、どちらの幹細胞エキスも皮膚を活性化させる効果はあるので、エイジングケアとしての成分には、どちらも優れていると言えます。ただ、紫外線の影響を強く受けたお肌にとっては、神経幹細胞エキスの方がより相応しい効果をお肌に与えることができると言うことです。
ヒト由来神経幹細胞エキス配合で顔のたるみに効果が期待できる美容液とは
ヒト由来神経幹細胞エキスを配合した美容液が美容に関心の高い人やモデルさんの間で注目を集めています。その化粧品は、「HITOYURAI+30Repair Serum」です。「HITOYURAI+30Repair Serum」には、ヒト由来神経幹細胞エキスが配合されている以外にもお肌が喜ぶこだわりの成分が配合されています。その成分と言うのが以下になります。
ヒト由来神経幹細胞培養液の他に配合されている成分
- バーシカン
- アルジレリン
- コガネバナ根エキス
- 牡丹の根エキス
- アルブチン
- アデノシン
黄金まゆから抽出されるバーシカン
バーシカンとは、黄金まゆから抽出されるエキスで、お肌の生成に関わる重要なタンパク質の一つです。真皮層に存在する線維芽細胞を活性化させ、コラーゲン、エラスチンの生成を増やす効果が期待できます。
バーシカンは、赤ちゃんの時に大量に生成されるもので、大人の肌では、ほとんど生成されない成分です。バーシカンを増やせれば、線維芽細胞の活動領域が拡大し、コラーゲン、エラスチンをより多く産生することが可能になります。
シワに作用する天然成分アルジレリン
アルジレリンとは、美容クリニックなどで使われているボトックス注射と同じ様な効果をもつ成分です。アルジレリンは、タンパク質の一種で、神経伝達物質の伝わりを弱める働きがあると言われています。それによって、眉間や目の周辺、額などにシワができにくくなるというお肌にしてくれます。
コガネバナ根エキス
メラノサイトと結合することにより、メラニンが生成されシミの原因となる情報伝達物質エンドセリンー1の生産を抑制する効果が期待できます。
牡丹の根エキス
紫外線によって肌内部に発生する炎症物質を抑制する作用があります。
アルブチン
コケモモやウワウルシの葉に含まれ、厚生労働省が美白成分として承認している成分です。色素沈着を防いだり、紫外線による皮膚の損傷を防止する作用があります。
アデノシン
ヒトの体にもともと存在する成分です。傷んだ細胞を修復して、シワの改善効果が期待できます。肌細胞を活性化して、ターンオーバーの正常化、コラーゲン生成サポートなどに作用します。
以上までで、ヒト由来神経幹細胞エキスが配合された美容液の成分の特徴と効果についてお伝えしました。ヒト由来神経幹細胞エキス自体に、細胞を活性化させる働きがあるので、更にバーシカンやアルジレリンなどの配合で、そのパワーが強力になっている美容液です。
口コミなどを検索すると多数の口コミを見ることができます。使用した方の中には、だいたい2週間ほどで、何らかの変化がお肌に感じたという方が多いです。特に、効果が出にくいほうれい線やフェイスラインのたるみなども3週間を過ぎたあたりから、お肌が引き締まったような感じで、ほうれい線も薄くなり、フェイスラインもスッキリしたという方がいらっしゃいました。
通常、化粧品の効果は、肌のターンオーバーとともに効果が現れると言われているので、だいたい2~3ヶ月くらいは使い続けることが一般的です。しかし、HITOYURAI+30の美容液は、それよりも早く、お肌に変化をもたらしてくれると言うことで、とても頼もしい美容液だと思います。
最先端使用成分の神経幹細胞エキスのパワーを得たい方は、是非、一度使ってみてはいかがでしょう。